ナウシカ戦法。
けっこう痛いのよ。。。
「けっこう辛口よ」
今回は
猫あるこ噛み癖克服の道程を
ちょっこし。
正直
あんまり期待されっと困るかもデス。
ではスタート
「ゲロゲーロ」
赤いカエルにゃ毒がある
「カエルぅ~」
それを見るあるこにゃ牙がある
仔猫時代、
あるこの噛み癖には真剣に悩んだものだ。
歯が生え変わる頃は
歯痒いらしくなんだって噛みたい時期、
手といわず足といわず
とにかく噛みまくってオレは生傷絶えなかった。
「だってよー仔猫だったしよー」
噛み癖がつかないようにと
噛んだらすぐマグロのヌイグルミを出して
代わりに噛ませる、
この繰り返し。
あの頃は
本を読み漁りネットで調べまくり
検索に“ね”と一文字入れるだけで
「猫 噛む やめさせる」と表示出たっけな。
イイと薦められてることはなんでも試した。
それでも
噛むのはなくならなかった。
「おほ。鳥だわ」
体験から申し上げさせていただけるなら
噛み癖なおしに
即効性のある特効薬は、ない。と思う。
根気強く、噛むことはイケナイと伝えるだけ
オレはそれに“ナウシカ戦法”と名づけた。
「コイツがヒント」
勿論あるこに限ったことであるから
そのへん承知の上で読んでいただきたい。
まず
あるこはどんなときに噛むのか。
「脇の下ぁ~ちょ~イイ~~~ん」
こんなキモチよいところマッサージしてもらって
甘えているときはキケン
「うへぇぇぇ~~~~~」
もともと人を舐めることが好きな猫あるこ
ゴロゴロいいながら
オレの手を盛んに舐める。
興に乗ってくると
手をホールドして舐めはじめ
舐めるでは事足りなくなると、
噛んでしまう、ガウガウ
マジ噛みではなく甘噛みだけれど
歯は尖っているからけっこう痛い。
「自分でも止められニャいの」
そんな時は
すかさずナウシカ戦法
みなさん
あの有名なシーンはご存知のことだろう
キツネザルは毛を逆立てて威嚇、差し出されたナウシカの指を力いっぱい噛むのである
しかしここでナウシカは動じず
「ほら、怖くない」と言って指を決して振りほどいたりしないのだ。
その様子からキツネザルは毛を逆立てるのをやめ、
噛んで出血した指を舐めるのである。
そしてキツネザルは“テト”と名づけられた。
ってやつ。
子供のころ
このシーンに憧れた方は多かったのではないか
かくゆうオレも。
ネットの記事で
「噛まれて無理に振りほどこうとすると、狩猟本能から却って噛みます」
というのを見ていたオレはこのシーンと結びつけ
金曜ロードショーでナウシカ見た夜から
実践した。
始めのうちは
やっぱり痛いので手を無理に引っ込めてしまった。
でも
なんとか我慢して、噛んだ時は無反応を通した。
「通じ合うって大事」
あるこは初め
こちらが動かなくなっても全く気にせず噛み続けた。
そこで
冷めた態度をプラスしてみた ←想像にお任せします
次第にあるこも空気読んで
少しずつ噛むのをやめ
さらに噛んだところを舐めるようになった。
あとは反復、根気強く。
そのうちこれが身について
気がついた頃には
甘噛みであってもウッカリ噛んでしまったら
「あ、噛んじゃった。スマンすまん、ペロペロ…」
と、まるで噛んだことを謝るように舐めるようになっていた。
唯一直らなかったのは
そばを歩いた父の足を噛むことだけ。
これは、父が悪い。
だって
足であるこにちょっかい出すから
やめれって言ったのに
自業自得でしょ。
どんな状況であれ
自分の手足を使って遊ばせてはなりませぬ
これ基本。
「あふ」
おちゃらけでネーミングした“ナウシカ戦法”
友人のところでも有効だったそうな。
恐るべし、ジブリ。
「夜だよ、zzzzz」
というワケで
あれほど悩んだあるこの噛み癖も滅多になくなり
なんとか克服できたと思っている。
みニャさんは
「噛んだりなんかしないわ!」という穏やかな性格の猫さんばかりでしょうけど
もし同じ悩みを経験した方がおられれば
その克服談をお聞きしたい気もする。
ま、
済んじまったことですがね。
初めての猫同居で
戸惑うことも心配も多かったわけですよ
今もだけどさ。
今回は
こんなとこで (=_=)ノノ
追伸:
NHK-BSのエルミタージュの猫番組、
楽しみにしてたのだが…
なんだかオブラートに包まずテイストオブ苦虫な感じに。
エカテリーナとかポチョムキンとか
愛人と休暇を過ごすのに別荘ごと移動したとかしないとか
女帝モノも絡んでくるかと期待してたのですが
正直自分にはハード過ぎました、内容。
「あの猫は性格悪い」って、あの猫に言うのか?って思わず突っ込んじまったじゃないか
と、気になる方は再放送を、、、うーーーん、おそロシア…。。。